さて、苦手な下り。下りって気が楽なだけで(めっちゃ重要だけど)転倒しやすいし、疲れもマックスで難易度高いと思う。
山頂で眠気がふっとんだものの、昼食もたべてまた下山時に眠気マックス。旦那はまたサクサクと進んでいき、嫁を放置( ; ; )ポイントごとにしか待ってくれませぬ。
そんな時、岩で一瞬寝落ちしてガクッとなり尻もちをついてしまいました。そっから起き上がるのがしんどくてー。旦那はおらず…
会った時に今からは並走してくれと頼んだわ。
睡眠時間1時間がこたえてきた。途中でゼリー飲料飲んだり、ラムネ食べたりして耐えた。こーいう時ちょっとの食べ物の効果めっちゃ身に染みるぅ。
どんどん後ろから抜かされ気づいたら、何度も抜かしたり抜かされたりして顔見知りになったオジサン(職場の渡辺さんに似てたからもぅ渡辺さんにしか見えない)しかいてない。
その渡辺さんとなんか会話するようになり、
「昨日瑞牆山に行ってきたから、足がもぅ上がらないわ。瑞牆山は金峰山以上にしんどいよ。ずっと岩をよじ登ってる感じだから」
と言われた。そして渡辺さんとうとう岩に座って休憩しだした。
「大丈夫ですか?」と言いつつも、あと2時間ほどで日が暮れる。まだ三分の一は残ってるので渡辺さんを置いて先を急ぐ。「日没の時間大事、常に調べてる」とファジーがゆうてたの思い出すわ。まぢ大事だね。いつも短い山登りだったから気にしたことなかったわ。
富士見平の小屋がすぐそこに見えた時、嬉しかった。やっとビールだ!!と思ったものの、眠気が勝ち、テントでバタンと眠り込む…。意識ない感じでしばらく寝てた。起きたら旦那がご飯作ってくれてた。ありがとう。いつもよりお高いレトルトカレーにしたからね( ̄∇ ̄)あ~しみる。すっかりビールな気分は抜けて、さっさと片付けて、6時半には就寝…
渡辺さんの帰宅を飲みながら見届けようとおもててんけど。。寝てたわ。スマヌ。まぁニュースにもなってないから無事におご帰還されたのでしょう。
横になってると近くのおばさま(きっと同世代?)グループの会話が丸聞こえ。会話が今からでも入れるんちゃうかーゆうくらい子供と旦那の話でしてw
オチの落とし方が、関東風だったのでww関西女の血が騒いで、今からお酒でも持って笑いを取りに参戦したいとこでしたわ。山好き女子をよく5人も集めたよね。この年代で山ガツガツ登ってる女子に出会ったことないよ。スタートも私らより遅かったと思われるが、着いた時にはもうすっかり夕飯も済ませてまったりしてはったし、相当健脚な集団でカッコイイ!!
で、夜。事件は起こるのでした。夜中にトイレで目覚め、用を済ませて帰るも、テント遭難するのでした…
つづく・・・