アラフィフマダムが山登りを始めてみた

子育ても落ち着き、周りのママ友らがゴルフを始めだすもののしっくりこず、悶々としてたところ、ふとしたきっかけで山登りしてみたら…

アラフィフだけど六月始め 一人で初めて北アルプスいってみた 燕岳① 準備編

 高校時代に学校の林間で、乗鞍岳にいった。そんなにしんどかった思い出もなく、きれいだったなぁ~というのがあったので、確か10年くらい前に子供たち二人を連れて、乗鞍岳に連れて行ったことある。家族で行くのは準備とか大変だけど、山に一人で行く発想は全くなかった。

 

が、年末くらいにファジーに京都の愛宕山誘ったら「一人でいったらええやん。ココヘリとか契約しといたら。」と言われた。(言ったこと、覚えてないらしい。)

ファジーの言葉に冷たいなぁという感想は全くなくて前向きに「そうか、確かに。まぁ行けるか。昔と違ってGPSもあるし、連絡つきやすいか~」と発想転換のいいきっかけになってむしろ感謝している。思考が浅めの行動が先走りがちな私は、まぁ無理なら帰ってきたらいいやとおひとり山ってありかもと許容方向へ一気に傾く。(昔から映画もごはんも一人平気タイプなので…)

 

お子達はそれぞれ、学校もあるし忙しそうだし、普段の土日を山に費やしてくれるわけもなく…。旦那は、私のように頻繁に山には行きたくないって感じだし…。家族のペースに合わせてたらいつまでたってもいけない。

何とか自力で行けるようにならないと自由はこないし、寂しさ・怖さ云々をとりあえずおいておいて、ソロ登山、一度チャレンジしないとなぁ~と思い、近くの低山も一人でいったり、少しずつ温めてきたのでした。

 

 体力もついてきたし、今度は、一人で山小屋に泊まってみようと思い始めていた。調べてるうちに、評判が良くてデビューに最適とある燕岳なら一人でもいけそうだし、また、燕山荘という山小屋が人気であることを知り、おお。デビューにはもってこいじゃん♪と一人テンション上げ気味でいたところ、たまたま山登りが好きな会社の課長と話す機会があり、聞くと燕岳のリピーターで、先月も行ってきたよというのではないか!!しかもとてもおすすめの山というではないか!!そこで根ほり葉ほり情報を聞きだし、課長も天気図みてくれて、天気悪いとなってるけど、土曜日きっと雨ふらんのちゃうかなぁ~と背中を押してくれた。

 

これは、山の神様が呼んでるね!

 

というわけで、燕山荘の空きをみたら6月でも土日はもう埋まってる。金泊しかないなと天気をにらめっこ。一人で雨は私の技量では無理なので、風がなくて大雨ではないが実行要件でした。

天気予報がコロコロ変わるので迷っていた出発二日前。大学の友達との飲み会があったのだけど、この話をすると

「行きたいことが決まっていて、調べてて、そのお金も時間もあるのに、行かないっていう選択肢はない!とりあえず行って無理ならかえっておいで。なんかあったら迎えにいったげる!」

って言ってくれる

私の友達は、皆私以上に行動派で優しい(類友ねーwww)

 

ま、いかない選択肢はないなってことで、その日に高速バスと燕山荘を予約。

 

ドタバタで決めてたのはいいものの、私レインウエア持ってないんだよね💦
出発当日に購入するという、前回のテント購入といい常に直前購入www

(阿久志先生から、モンベルのストームクルーザーORレインダンサーがいいよとのことだったので、お値段少し安かったレインダンサー上下を即決)

 

総重量(水なし)は7.2キロ

前回のテント泊で8.6キロだったから・・山小屋泊なのに劇的に軽い訳でもなし・・。

 

帰る日の着替えは下着のみにし、化粧品は化粧水のみにすることに。←それで6.5キロ(服って重いのね)メイクはなしで帰ります…すっぴん…アラフィフなのにきついな。

 

しかし、6キロ代にすると軽い~~!!! 重さ感じないので楽勝。軽さは正義だわ。

 

家族に、がんばってね~と言ってもらい、家でお風呂はいってから夜の高速バスへ!

ちなみに旦那につばくろに行きたいって言ったら、つば九郎?って。んなもん、会いにいきたいわけなかと!!

 

何十年ぶりかしらwww一人旅も初めてだし、ワクワクが止まらず。

 

 前回、金峰山のときに寄った恵那峡SAの栗きんとん大福を旦那がまた食べたいというので、バスで立ち寄ったら買って帰るねと約束してたんだけど、休憩するらしく、おおラッキーとその時はおもったんだけど、夜中、恵那峡に止まって明かりがついた時は、完全寝てて、起きて買いに行くのまぁまぁメンドーで、もぅ止まらんといてーだったwww

大福を5個ゲットし、これをお土産にしよう~とリュックに入れたけど、、うわ。。せっかく軽くしたのに大福分重くなったよ(T_T) 

 

20代の時に乗った以来の高速バスと違い、3列シートだし、前回みたく自分で運転するよりもかなり楽で、これはイイ!!!となりました。目覚めたら松本!で朝から行動できて、時間のロスなく最高ッス

f:id:Mt_teresan:20240619175217j:image

4時半に松本駅に到着し、空いているのは駅前では松屋のみ。朝定食が5時からだったので、あと30分は待たないといけない・・。コンビニで昼ごはんを調達し、広場のベンチでストレッチしてたら5時になったので、松屋にかけこむ。

f:id:Mt_teresan:20240619175237j:image

コンビニでみた、このキャラみたことあったけど長野のキャラなんだ。

 

高速バス明け(徹夜明けも)の牛丼やさんの朝定食って、どうしてこんなに美味しいの~~

 

明け方に松屋に行くだけでもテンションあがるし、しかも一人だし、しかもアルプスだし、幸せすぎるーーー

 

始発の列車は5時56分発なので、出発までに帰りの特急と新幹線のチケットを購入し、ホームで始発を待つ。時間のロスなし!

 

松本→穂高→バスで中房温泉7:35分着。

f:id:Mt_teresan:20240618225734j:image

味のある駅舎。

 

ほぼ寝て過ごし、体調は万全。さて登山口でトイレもすまし、スタートです。

 

コースはYouTubeで学習済み。第一ベンチ目指すんでしょ~暗記したよ✌️

ベンチ、ベンチと快適に進みます。金曜日とあって、あまり人はおらず。ソロの女性が意外に多くて心強い。

 

つづく